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運営者ニコリより「無料のソフトを仕事で使う」って、それだけで妙に不安になりますよね。私も規約ページを開いた瞬間に読む気が失せた側の人間です。この記事は、その不安を1回で終わらせるために書きました。
店舗紹介の動画にナレーションを入れたい。求人動画に説明の音声をつけたい。YouTubeやInstagramに出す動画で、自分の声を使わずに解説したい。
そこで名前が挙がるのがVOICEVOXです。無料で使える音声読み上げソフトで、テキストを入力すると自然な話し声の音声ファイルを作ってくれます。ナレーターに頼めば数万円かかる作業が、パソコン1台で完結する。ここまで聞くと、正直うますぎる話に聞こえます。
そして必ずぶつかるのが、この疑問です。「無料って書いてあるけど、仕事で使っていいの?」。個人の趣味動画ならまだしも、お店の宣伝や商品説明に使うとなると話は別です。あとから「実は商用はダメでした」となったら、公開した動画を全部消すことになります。
この記事では、VOICEVOXの商用利用について、公式に書かれていることだけを整理します。使い方の手順書ではなく、「使っていいのか・何を書けばいいのか・何をやったらダメなのか」に絞った、権利まわりの確認用の記事です。読み終わるころには、迷いなく動画を作り始められる状態になっているはずです。
- VOICEVOXは商用利用できるのか(結論と、その根拠になっている公式の記載)
- 条件①「クレジット表記」で、具体的に何をどこに書けばいいのか
- 条件②「キャラクターごとの規約」という二重構造のしくみと、確認先
- 実例として、ずんだもん等の音源で定められている条件(クレジットなしの場合の利用料や禁止用途)
- クレジットの有無に関係なく禁止されている使い方
- 判断に迷ったときのチェックリスト
- ナレーションを内製化すると、具体的にどんな仕事が置き換わるのか
- 正直な注意点と、よくある質問
結論:VOICEVOXは商用利用できる。ただし条件が2つある
最初に答えを出します。VOICEVOXは商用利用できます。公式の利用規約には、許諾内容として「商用・非商用問わず利用することができます」と明記されています。公式のQ&Aでも「クレジット表記をして頂ければ商用・非商用問わず使用できます」と説明されています。
つまり、「無料だから個人の趣味まで」という制限のあるソフトではありません。会社の宣伝でも、お店の紹介でも、収益化しているチャンネルでも、原則として使えます。
ただし、無条件ではありません。公式の許諾には条件が2つ付いています。ここがVOICEVOXを理解するうえで一番大事なところです。
- 条件①:VOICEVOXを利用したことが分かるクレジット表記をすること
- 条件②:生成した音声を利用する際は、各音声ライブラリ(キャラクター)の規約に従うこと
この2つを守っていれば、費用ゼロで堂々と商用利用できます。逆に言うと、この2つのどちらかを飛ばしてしまうと規約違反になり得ます。
「条件が2つもあるのか」と身構えるかもしれませんが、実務上やることは「クレジットを1行書く」と「使うキャラの規約ページを一度読む」だけです。どちらも初回に数分で終わります。以降、それぞれを具体的に見ていきます。
なぜ条件が2つあるのか?VOICEVOXの「二重構造」を理解する
条件を覚える前に、なぜ2段構えになっているのかを押さえておくと、あとの判断がぐっと楽になります。
VOICEVOXは、ざっくり言うと「ソフト本体」と「声のキャラクター」が別物です。本体は、入力したテキストを音声に変換するしくみの部分。そこに、いろいろな人・団体が用意した声のキャラクター(音声ライブラリ)が乗っている、というイメージです。
本体の規約は、VOICEVOXという仕組みを使うことについてのルール。キャラクターの規約は、その声を使うことについてのルール。作っている主体が違うので、ルールも別々に存在しています。
- 本体の規約=「この道具を使っていいですよ」というルール
- キャラクターの規約=「この声を使っていいですよ」というルール
- 動画を1本出すときは、この2つを両方クリアしている必要がある
ここを知らないまま「VOICEVOXは商用OKって書いてあったから大丈夫」と進んでしまうと、条件②を見落とします。逆に、この構造さえ分かっていれば、確認すべき場所は2か所しかないと分かるので、むしろ気が楽になります。
条件①:クレジット表記は何を、どこに書けばいい?
1つめの条件は、VOICEVOXを利用したことが分かるクレジット表記です。「クレジット表記」という言葉が硬いのですが、要は「この音声はVOICEVOXの◯◯というキャラクターで作りました」と分かるように書いておくということです。
標準の書き方は「VOICEVOX:キャラクター名」
表記の形式は、「VOICEVOX:キャラクター名」が標準とされています。凝った文章を書く必要はありません。この形をそのまま使えば大丈夫です。
VOICEVOX:キャラクター名
「キャラクター名」の部分には、実際に自分が使ったキャラクターの名前を入れます。ソフト上で選んだ話者の名前をそのまま書けば問題ありません。
書く場所は、動画の説明欄・画面内・音声のどれでもいい
次に多い質問が「どこに書けばいいのか」です。ここは意外と柔軟で、動画の説明欄・画面内のテキスト・音声のいずれでも可とされています。
| 書く場所 | 具体的なやり方 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 動画の説明欄 | 概要欄の末尾に1行入れる | YouTubeなど説明欄がある媒体。一番ラク |
| 画面内のテキスト | エンドロールや隅に小さくテロップで出す | 説明欄がない媒体、店頭で流す動画 |
| 音声 | 動画の最後に読み上げで入れる | 音声だけのコンテンツ、ラジオ的な使い方 |
選択肢が3つあるということは、「説明欄がないから使えない」という状況はほぼ起きないということです。画面の隅に小さく出すか、最後に読み上げるかで対応できます。
複数のキャラクターを使った場合
掛け合い形式の動画などで複数のキャラクターを使うこともあります。その場合は、使ったキャラクターをすべて書くのが素直な対応です。使った声はすべて明示する、と考えておけば迷いません。
VOICEVOX:キャラクターA VOICEVOX:キャラクターB
- クレジットは「読める状態」で置くこと。極端に小さい・一瞬しか出ない表示は、表記した意味が薄くなります
- 動画の使い回しをするときは、コピー先の説明欄にもクレジットを忘れずに
- 細かい表記ルールはキャラクター側で追加指定されている場合があります。使うキャラの規約は必ず確認してください
条件②:キャラクターごとの規約は必ず自分で確認する
2つめの条件が、この記事で一番強調したいところです。公式の規約には、生成した音声を利用する際は各音声ライブラリ(キャラクター)の規約に従うことと書かれています。
つまり、「VOICEVOX本体がOKだから全部OK」ではありません。実際に使うキャラクターの規約を、自分で読みに行く必要があります。
ここで大事なのは、すべてのキャラクターが厳しい追加条件を課しているわけではないということです。キャラクターによって内容は違います。だからこそ「一律にこう」とは言えず、自分が使う声について確認する、という作業が必要になります。
確認する場所
探し方はシンプルです。
- VOICEVOXの公式サイトにある利用規約のページを開く
- そこから、自分が使うキャラクターの規約ページへ進む
- 「商用利用」「クレジット」「禁止事項」の3つの見出しを重点的に読む
- 読んだ日付とページのURLを、自分用のメモに残しておく
最後の「日付とURLを残す」は地味ですが効きます。規約は改定されることがあるので、あとで「いつ時点の規約を見て判断したか」が分かると、確認のやり直しがすごく楽になります。
読むべきは、この3点だけ
規約ページは全部読むと疲れるので、実務では次の3点に絞って見れば十分なことが多いです。
- 商用利用は可能か(可能なら、その条件は何か)
- クレジット表記のルール(書き方や場所に指定があるか)
- 禁止されている用途(自分の企画がそこに当たらないか)
実例:ずんだもん等の音源で定められている条件
「キャラごとに違う」と言われても抽象的なので、実際の例を1つ見ておきます。VOICEVOXの中でもよく名前を聞くずんだもん等の音源については、規約で具体的な条件が定められています。
あくまで一例です。すべてのキャラクターが同じ条件というわけではありません。ただ、「キャラクター側の規約にはこういうことが書いてある」というイメージをつかむにはちょうどいい題材です。
クレジットを表記しない商用利用には利用料が設定されている
ここが一番インパクトのあるポイントです。クレジットを表記しない商用利用をしたい場合、1キャラクターあたり40万円+税の利用料が設定されています。
逆に読むと、これは「クレジットさえ書けば、その40万円は要らない」という話でもあります。クレジット表記1行の価値がどれくらい大きいか、この金額が物語っています。
- 「クレジットを書き忘れた」=そのままだと有償利用の領域に踏み込むということ
- 個人が軽い気持ちで省略していい部分ではありません
- 逆に言えば、書けば無料。やることは1行書くだけです
売上の閾値や事前申請は設定されていない
もう1つ、多くの人が心配する点についても答えが出ています。売上の閾値による制限や、事前申請の必要はありません。
つまり「収益が一定額を超えたら有料になる」「使う前に申請書を出す必要がある」といった仕組みは設定されていません。通常のクレジット付きの利用であれば、申請なしでそのまま使えます。
これは小規模事業者にとってかなり大きい話です。「動画が伸びたら請求が来るかも」と怯えながら運用しなくていい、ということですから。
調べる前は「無料ソフトなんて、どうせあとから何か言われるのでは」と疑ってしまいがちですが、実際は逆です。条件がはっきり金額まで書いてある分、判断しやすい部類だといえます。
やってはいけない使い方(クレジットの有無に関係なく禁止)
ここは必ず読んでください。ずんだもん等の規約では、クレジット表記の有無にかかわらず禁止されている用途が定められています。
「クレジットを書けば何でもOK」ではありません。お金を払えば解禁される、という性質のものでもありません。次の用途は、条件を満たしていても使えない領域です。
| 禁止されている用途 | 具体的にどういうものか |
|---|---|
| 政治活動 | 選挙運動、政策の主張、政治団体の広報など |
| 宗教活動 | 布教、教義の解説、宗教団体の広報など |
| 特定の個人・団体を対象とする内容 | 特定の誰か・どこかを名指しして取り上げる内容 |
| 詐欺的な内容 | 人をだます目的の情報、実態のない儲け話など |
| 性風俗関連 | 性風俗に関わる内容 |
| 反社会的勢力に関わるもの | 反社会的勢力に関係する用途 |
普通に商品やサービスを紹介する動画、店舗紹介、求人、社内マニュアルといった用途であれば、この一覧に当たることはまずありません。心配しすぎる必要はないです。
ただ、意外と引っかかりやすいのが「特定の個人・団体を対象とする内容」です。他社を名指しして批判する比較動画や、特定の人物を取り上げて論評する企画などは、ここに触れる可能性があります。「面白そうだから」で作り始める前に、一度立ち止まって確認してください。
- これらはクレジットを書いても解禁されません
- 利用料を払えば使えるようになる、という話でもありません
- 迷ったら「そのキャラクターのイメージを傷つけないか」を基準に考えると判断しやすい
迷ったときのチェックリスト
動画を公開する前に、この順番で確認すれば大きな事故は防げます。印刷するかブックマークして、1本目を出すときに使ってみてください。
- ① 使うキャラクターの規約ページを開いて、商用利用の条件を読んだか
- ② クレジット表記のルール(書き方・場所の指定)を確認したか
- ③ 「VOICEVOX:キャラクター名」の形で、実際にクレジットを入れたか
- ④ 複数キャラを使ったなら、全員分書いたか
- ⑤ 企画内容が禁止用途(政治・宗教・特定の個人や団体・詐欺的・性風俗・反社)に当たらないか
- ⑥ クレジットが実際に読める状態で表示されているか、公開前に自分の目で見たか
- ⑦ 確認した日付と規約ページのURLをメモに残したか
これで7項目。1本目は少し時間がかかりますが、2本目以降は③④⑥の確認だけで済みます。実質1分もかかりません。
- クレジットは省かない。書けば無料、書かなければ有償の領域に入る
- キャラごとの規約は毎回チェックしない。ただし使うキャラを増やすときは必ず読む
- 判断がつかない企画は、そのキャラクターを使わない。ほかの手段を探すほうが早い
ルールを押さえると、何ができるようになるのか
ここまで規約の話ばかりでしたが、本題はここからです。この2条件さえ押さえれば、今まで外注していた作業や、諦めていた企画が自分の手元に戻ってきます。
ナレーションの外注が、自分の作業に置き換わる
店舗紹介の動画、求人動画、商品説明の動画。これらにナレーションを入れようとすると、これまでは選択肢が2つしかありませんでした。ナレーターに頼むか、自分で喋るかです。
外注すると、依頼して、原稿を渡して、上がってきた音声を確認して、直しをお願いして、というやりとりが発生します。時間もお金もかかるうえ、「あ、この一言を足したい」と思っても気軽に直せないのがつらいところです。
VOICEVOXなら、原稿を書き換えてもう一度読み上げさせるだけです。修正のコストがほぼゼロになるので、「とりあえず作ってみて、後から直す」という作り方ができるようになります。これは金額以上に大きい変化だと思います。
顔出しも声出しもせずに動画が作れる
もう1つの切り口が、自分の顔も声も出さなくていいという点です。
「動画をやったほうがいいのは分かるけど、自分が出るのは無理」という人はかなり多いです。特に、副業でやっている人や、地域で商売をしている人ほど、顔を出すハードルは高くなります。声も同じで、自分の声を録音して聞き返すのが苦手という人は珍しくありません。
読み上げ音声を使えば、そこが丸ごと消えます。用意するのは台本と、画面に映す素材だけ。マイクの品質を気にする必要も、噛んで撮り直す必要もありません。動画をやらない理由が1つ減る、というのは地味ですがかなり効きます。
こんな用途に置き換わる
- 店舗紹介の動画:内観や施術の様子にナレーションを載せる。店舗が増えても同じ手順で量産できる
- 求人動画:仕事内容や1日の流れを説明する音声。募集要項が変わっても原稿を直すだけ
- 商品説明の動画:ネットショップの商品ページに載せる説明音声
- 社内マニュアル・研修動画:手順の解説を音声化。更新のたびに録り直さなくていい
- ブログ記事の動画版:書いた記事を台本にして、そのまま解説動画に転用する
台本づくりのほうが、実は大変かもしれない
実際にやってみると分かるのですが、音声を作る部分は本当にあっという間に終わります。むしろ時間がかかるのは、読み上げさせる台本を書くところです。
読み上げ用の文章は、書き言葉のままだと不自然に聞こえます。一文を短くする、専門用語を言い換える、耳で聞いて分かる順番に並べ替える。この調整が、慣れないうちはけっこう手間です。
台本の下書きをAIに書かせる
ここは素直にAIに任せるのが早いです。「この内容を、60秒のナレーション用に、話し言葉で書いて」と指示すれば、下書きは数秒で出てきます。あとは自分の言葉に直していくだけです。
無料でやるならClaudeなどのチャット型AIで十分です。使い方はClaudeでブログ記事を書く方法|初心者向け無料の使い方で解説している手順が、そのまま台本づくりにも応用できます。記事を書く要領で「読み上げ用の原稿」を作らせるイメージです。
キャッチコピーや商品説明のように「売る文章」を書かせたい場合は、その用途に特化したツールのほうが早いこともあります。日本語のライティングツールについてはCatchy初心者レビューにまとめています。無料で試せる範囲があるので、Catchyを無料で試してみるところから始めても損はありません。
すでに話した内容を台本にする方法もある
もう1つ実用的なのが、先に自分で喋って、それを文字にしてから整えるやり方です。ゼロから文章を書くより、口で説明したものを整えるほうが圧倒的に速い人は多いです。
スマホで説明を録音して、文字起こしツールでテキストにして、そのテキストを読み上げ用に整える。この流れなら、台本づくりのハードルがかなり下がります。文字起こしツールの選び方はAI文字起こしツールおすすめ比較で整理しています。
ちなみに、動画のサムネイルまで自分で用意したい場合は無料で使えるAI画像生成ツール5選も合わせてどうぞ。音声・台本・画像がそろえば、動画1本を外注ゼロで作れる体制になります。
正直な注意点
いいことばかり書いても仕方ないので、気をつけるべき点も正直に挙げておきます。
規約は改定されることがある
これが一番大事な注意点です。この記事に書いた内容は、記事作成時点で公式に記載されていることをまとめたものです。規約は改定される可能性があるので、最終的な判断は必ず公式サイトの最新の記載で行ってください。
特に、長期間公開し続ける動画や、大量に量産する予定がある場合は、定期的に確認する習慣をつけておくと安心です。半年に一度でも見に行けば十分でしょう。
キャラクターごとに条件が違う
繰り返しになりますが、この記事で紹介した「40万円+税」や禁止用途の一覧は、ずんだもん等の音源についての例です。ほかのキャラクターが同じ条件とは限りません。
「あのキャラで大丈夫だったから、このキャラも大丈夫」という判断はしないでください。使うキャラクターを増やすときは、そのつど規約を読む。これだけは省略できない作業です。
「無料だから雑に扱っていい」わけではない
費用がかからない分、つい軽く扱ってしまいがちですが、声には作った人がいます。クレジット表記は、その作り手への最低限の敬意でもあります。
ルールを守って使う人が多いほど、こうした無料ツールは続いていきます。1行のクレジットを面倒がらないことが、結果的に自分の首を絞めないことにもつながります。
- 本記事は公式に記載されている内容を整理したものです
- 法的な助言ではありません。判断に迷う案件や大規模な利用は、公式の記載を確認のうえ必要に応じて専門家にご相談ください
- 最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください
よくある質問
Q. YouTubeの収益化している動画で使えますか?
A. 公式の規約には「商用・非商用問わず利用することができます」と記載されており、公式Q&Aでも「クレジット表記をして頂ければ商用・非商用問わず使用できます」と説明されています。収益化しているチャンネルでの利用も、クレジット表記と各キャラクターの規約を守っていれば商用利用の範囲として扱われます。売上の閾値による制限も設定されていないので、再生数が伸びたら条件が変わる、という心配もありません。
Q. 会社の研修動画や社内マニュアルに使えますか?
A. 商用利用が認められているので、社内向けの動画でも同じ条件で使えます。社外に出さないから表記は不要、とはならないので、社内資料でもクレジットは入れてください。動画の最後のスライドに1行入れておけば十分です。あわせて、その企画が禁止用途に当たらないかも確認しておきましょう。
Q. クレジットは結局どこに書けばいいですか?
A. 動画の説明欄・画面内のテキスト・音声のいずれでも可とされています。一番ラクなのは説明欄に1行入れる方法です。説明欄がない媒体なら、動画の最後にテロップで出すか、読み上げで入れてください。形式は「VOICEVOX:キャラクター名」が標準です。なお、使うキャラクター側で表記の指定がある場合はそちらに従ってください。
Q. 複数のキャラクターを使ったら、表記はどうなりますか?
A. 使ったキャラクターをすべて書くのが素直な対応です。「VOICEVOX:キャラクターA」「VOICEVOX:キャラクターB」のように並べて書けば問題ありません。掛け合い形式の動画では、途中で追加したキャラの表記を忘れやすいので、公開前に一度見直してください。
Q. 使う前に申請が必要ですか?
A. ずんだもん等の音源については、事前申請の必要はないとされています。通常のクレジット付きの利用であれば、そのまま使い始めて構いません。ただしキャラクターによって条件は異なるので、使うキャラクターの規約は必ず自分で確認してください。
Q. クレジットを書かずに使いたい場合は?
A. ずんだもん等の音源では、クレジットを表記しない商用利用について1キャラクターあたり40万円+税の利用料が設定されています。個人や小規模事業者の用途であれば、素直にクレジットを表記するのが現実的です。書くのは1行だけですから、迷う理由はほとんどないと思います。
Q. どこからダウンロードすればいいですか?
A. VOICEVOXの公式サイトから入手して使う形になります。導入の手順や動作環境については公式サイトの案内をご確認ください。この記事では規約まわりに絞って解説しています。
まとめ:ルールは明快。押さえれば無料で堂々と使える
最後に、この記事の要点をまとめます。
- VOICEVOXは公式に商用・非商用問わず利用できると明記されている
- ただし条件が2つ。①クレジット表記と②各キャラクターの規約に従うこと
- クレジットは「VOICEVOX:キャラクター名」の形。説明欄・画面内・音声のどこでもよい
- ずんだもん等では、クレジットなしの商用利用に1キャラクターあたり40万円+税が設定されている
- 政治・宗教・特定の個人や団体・詐欺的・性風俗・反社に関わる用途は、クレジットの有無にかかわらず禁止
- 売上の閾値や事前申請は設定されていない。通常の利用なら申請不要
- キャラクターごとに条件は違う。使うキャラの規約は必ず自分で確認する
「無料ソフトを仕事で使う」と聞くと不安になりますが、VOICEVOXについてはやるべきことが明文化されているぶん、むしろ判断しやすい部類だと思います。クレジットを1行書く。使うキャラの規約を1回読む。この2つで、ナレーションの外注が自分の手元に戻ってきます。
- ステップ1:VOICEVOXの公式サイトで利用規約を開き、許諾の内容とクレジットの説明に目を通す
- ステップ2:使いたいキャラクターを1つ決めて、そのキャラクターの規約ページで「商用利用・クレジット・禁止事項」の3点を確認する
- ステップ3:30秒程度の短い台本を用意して、テスト用の音声を1本作ってみる。説明欄に「VOICEVOX:キャラクター名」を入れる練習まで通しでやる
ステップ3まで一度やってしまえば、次からは台本を差し替えるだけです。店舗紹介も、求人動画も、商品説明も、同じ手順で回せるようになります。
台本の書き方に詰まったときは、Claudeでブログ記事を書く方法やAIっぽい文章の直し方7選も参考にしてみてください。読み上げると、機械っぽい文章のクセがはっきり分かるので、文章力そのものの練習にもなります。
運営者ニコリより規約の記事なので固い話が続きましたが、要するに「1行書けば無料で使える」という話です。動画をやりたいけど声が出せない、外注する予算はない。その状態で止まっている人が、この記事で一歩進めたなら書いた甲斐があります。あとは公式の最新情報だけ、忘れずに見に行ってください。


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